時節の話題から。
オミクロン株が猛威を振るっています、十分にお気をつけ下さい。
自殺願望の強い人が他を巻き込んで人殺しする事件が増えています、十分にお気をつけください。
小学校は 遠隔授業の導入もいいのですが電話回線を増やして個別に対応できる体制強化をしてほしい。と感じたこの頃。
そもそも、黒板を映すスタイルの遠隔授業って大学受験向けの予備校くらい設備や生徒の学業に対する姿勢が整ってないと 成り立たないなと思うところもあります・・・。
で、今回は、ずばり主文から言います。
男性同士で家事・育児についてざっくばらんに話す(悩みを共有する)機会って無いんです。
会話から見えるその具体例をあげてみます。
「」:人から言われたセリフ
():私の心の声
職場や父親サークルにて
※リアクションは、筆者の声です。
「家に奥さんがいるのに、そんなに頑張る必要あるの?」
(なんで奥さんに突っ込まれないなんだろう・・・)
「(私が子供の定期健診に行くために有給休暇を取るにあたり)君んちの奥さん、体調崩してるの?大丈夫?」
(逆に、あなたの奥さんの健康状態も心配になります。。)
「うちは妻が全部やっているから分からないや。」
(そうですか。。。もう「多勢に無勢」ですよね)
保育園やPTAにて
「うちの旦那、家事も育児も何もしないよ」
(そのリアクション、聞き飽きました。。。)
定期健診会場や小児科にて
「お父様おひとりということで、奥様は、どうされましたか」
(もちろん、元気にやってますよー)
「母子手帳って見たことありますか」
(当たり前。よく読んでますよー)
「奥様によくお伝えくださいね」
(またまた、伝書鳩扱いだー)
共働き世帯が専業主婦の世帯の数を上回る。と言われて久しいですが、わたしの周りの世間のマインドは、専業主婦がいる家庭が多数を占めているという感覚です。(個人の感想ですが)
家事や育児は全て妻に任せるのが普通。
そんな中で、最近めぐり合えた共感したブログを紹介します。
【1】両立支援 「共働き夫婦 家事育児の実態~夫のホンネ、妻のホンネ~」
3割が相談相手ゼロ。仕事と家庭を両立したい男性の孤独な実態 |vol.02 2019年07月04日
https://www.recruit.co.jp/sustainability/iction/ser/workingcouple2019/102.html
実態を知るべく、調査会社に「家事・育児に対する夫婦の意識」のリサーチを実施、その割合を、パーセンテージで示している。
※3割が相談相手ゼロ”の3割とは?・・・是非、読んでみてください。ただ7割のほうが多いんですよね。「多勢に無勢」ですよね。
【2】父親同士の会話に共感できず、職場で変人扱いされている夫 2020年11月6日
https://fanfunfukuoka.nishinippon.co.jp/343187
妻目線で書かれているのがよいなぁと。「変人扱い」:私も当事者として実感しています。
前回のブログより(抜粋)
特に父親の場合は、孤育て出来るよう用意や心構えや社会システムが必要だと思っています。
孤育て力(こそだてりょく)が必要なのだと。
仕事と子育ては、アンビバレンスです。なおさらそう思うのです。
男性同士で家事・育児についてざっくばらんに話せるかなと思い父親サークルや父親教室に参加してみたのですが・・・期待値と違い、「専業主婦が君臨している家庭で、余暇の持てる親父が集い、その余暇を楽しむためのイベント」というのが実態でした。
よく見聞きする「おやじの会」って年に数回、イベントをするだけですした。(わたし個人の感想です)
【具体例】
- お父さん同士が 大きな鉄板で、焼きそばを作ってふるまう。
- 運動会で、男同士のガチの綱引き対決をする。
- 自治会のクリーン作戦で、ローラーごみ拾いを行う。
- 卒業式や六送会で、有志のおやじバンドが演奏する。
決して、家事や子育ての愚痴を言う場ではないのです。
苦労や悩みを共有する場では決してありません。
問題や課題について語らうことはありません。
タスクをこなすために、ひしめき合い解散するだけです。
男性は、自分の弱みをあらわにしない、させまいとする特性が強いそうです。
弱みを見せず、強く生きる(ように見せる)のが男性らしさなんだそうです。(どこかで読みました。)
特性うんぬん以前に育児や家事に関わっていないのですから、話をするの前提が揃っていない
ということで「悩みを共有」なんて絶望的な状況です。
こちらも具体例をあげてみます。
「」:自分が発言したセリフ。LINEグループでの発言も含む。
():おやじオーディエンスの声、リプライ。
「保育園に入園できるか不安だ」
(幼稚園へ行くでしょ)
「子供が発熱、食欲ない。どの小児科がいいか、どこにあるのか」
(全部妻がやってる。そんなの知ない)
「園への子供の送り出し、お迎えを夫婦でどちらがどれくらいやっているのか、他の家庭の様子も知りたい」
(全部妻がやってる。知りたいとも思わない)
「小学校の学童保育に入れるか不安だ」
(学童保育って何?)
「保護者面談や保護者会で父親がいなくて孤独を感じる」
(なにその不安。妻が行くでしょ?)
「子供がわがまま過ぎると感じる。ゲーム機のソフトをどれだけ与えていいのか程度が分からない」
(その家庭の経済状況に依るでしょ?)
ざっくばらんに話せないというのが実情です。
じゃあ、ということで、同じ話を、他の家庭のお母さんに話すと「うちの旦那、家事も育児も何もしないよ」から始まる愚痴が始まる。(私は男性の代表じゃないんだけどなぁ)
「あなたは、家事も育児よくやっているわよ」と言われる。聖母に諭されている感覚になる。(いや、全然「悩みを共有」にならないんですけど)
孤育て万歳!(お手上げです。。)
だから、父親は孤育て力が必要なんです。
相談相手ゼロの3割向けに一人でも大丈夫になるよう、助けるシステムが必要なんだと訴えるのです。
よりそいダイヤルか。IT活用なら、AIチャットか。ビッグデータ解析か。。。
心の持ちようだと言われるのであれば孤独に耐える心を鍛える。
調査によれば、父親の3割しかいないが、私のように声を上げる(ブログで発信する)少数派でも声を上げなければ、無かったことにされてしまいます。
ガンジーの言葉より。
あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。
それをするのは、世界を変えるためではなく、
世界によって自分が変えられないようにするためである。
今回はこんなところです。