前回は父親サークルが出来るまでと、その活動についてをお話しました。
さて、うちには2人子どもがおります。
お兄ちゃんと妹です。
お兄ちゃんが3歳のときに第2子が誕生しました。
今回は、第2子を授り、思うところを書いてみたいと思います。
直近の出生率についてみてほしいのですが・・・
出生順位別にみた合計特殊出生率の年次推移(厚労省のHPより)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai17/dl/kekka.pdf
表4-2 出生順位別にみた合計特殊出生率の年次推移
年 | 合計特殊出生率(総数) |
平成26年 | 1.42 |
平成27年 | 1.45 |
平成28年 | 1.44 |
平成29年 | 1.43 |
ちなみに都道府県ランキングだと、沖縄県が1.92でトップで、東京都が1.21で最下位という順位です。
人口が減少したことがない東京都が、都道府県全体で人口数トップの東京都が出生率は最下位という状況です。(昔からこの状況です。この話はまた別の機会に出来ればいいかなと)
私が着目したのは、第2子の出生率は微増しているというところです。
年 | 合計特殊出生率(総数) |
平成26年 | 0.5088 |
平成27年 | 0.5154 |
平成28年 | 0.5168 |
平成29年 | 0.5186 |
ちなみに、第1子の出生率は、前述の(総数)の増減と同じ格好です。
年 | 合計特殊出生率(総数) |
平成26年 | 0.6914 |
平成27年 | 0.7090 |
平成28年 | 0.6971 |
平成29年 | 0.6808 |
第1子の出産を経験した家族の、第2子への希望は、年々伸びているといえるのかと思われます。
まぁ、第1子での経験や揃えた装備品が使いまわせるという意味等で、第1子の時より敷居は、低く見えるのかもしれませんね。
我が家が通わせている保育園をみても、兄弟がいる家庭が多いように見えます(地域性もあるでしょうが)
都道府県・政令指定都市、市区町村によっては多子化政策が活発なところもあります。
第2子の出産・育児を経験してきて言えることは第2子の妊娠がわかってからは、より一層、父親の協力が不可欠になるということです。
特に、つわりの間のアシストと、産後期のアシスト。第1子が飽きないように飢えさせないように、がんばらなければなりません。
というか、母親のみのワンオペとかありえないと思います。
父親どうしで話をしていて「子どものことは、妻に任せているから、よくわからない」と平気で話す方がいますが、私の経験上「ありえない」思います。
子どもは素直にモノを言いますから将来「パパ、マジで使えねー」と言われることが予想されます。
それはそうと、日本は父親が育児に費やす時間が世界のなかで特に短くその原因と対策として、長時間労働の是正が必要というのがブームになっています。
ただ、私はこれに疑問を感じるのです。
適正労働時間に落ち着いたから、育児に時間を費やすほうに期待ができるのかと・・・。
「子どものことは、妻に任せているから、よくわからない」の人はそのままだと思うのです。
長時間労働しても育児に時間を費やすべきと考えてます。酷ですが。
私自身、過去に長時間労働のときもありましたが、育児の分担の軽減をされたことは無かったです。
妻も同じ様にフルタイムで働いております。
「長時間労働で支障を出すのは、育児でなく、仕事にしてくれ」というニュアンスのことを言われたこともあります。長時間労働の原因は仕事なので、影響を返すのも仕事にしなければフェアではありませんから。
What do you think ?
まだまだ「子どものことは、妻に任せているから、よくわからない」の人が多いと思うこの頃。
1年くらい前のニュースですが、次のような記事がありました。
子どもの事故防止 父親の知識不足が顕著 消費者庁調査 | NHKニュースより抜粋
(リンクが切れてしまいました)
子どもの事故をどう防ぐかについての知識は、父親が母親を大きく下回っていることが消費者庁の調査でわかり、父親の育児参加を進めるうえでの課題が浮き彫りになっています。
この中で、はちみつを1歳未満の乳児に与えてよいか聞いたところ、出産前の女性の93.5%が「与えてはいけない」と答えたのに対し、夫の正解率は81.6%でした。
また、チャイルドシートの使用が義務づけられている年齢について、0歳児の母親の74.5%が「6歳未満」と答えましたが、父親の正解率は65%にとどまりました。
さらに、小児救急の電話相談の番号について0歳児の母親の86.2%が「#8000」番と答えましたが、父親の正解率は45.6%と40ポイント以上低くなっています。
共働きの家庭が増え、父親の育児参加の必要性がさけばれている中、今回の調査結果は、父親の子育ての知識をどう高めるかという課題を浮き彫りにしています。
#8000だけでもいいから覚えて!
私はそう言いたい。
今回はこんなところです。