育児休暇ちゅう!第7回「赤ちゃんと舞台芸術」

こんにちは、廣澤です。

三寒四温の今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
こちらは子がついに歩き始めて目が離せません。

育児休暇の終わりも見えてきて、赤ちゃんのうちに子どもとできることはなんだろうと思っています。

第2子となると、お出かけ先がぐっと地味になりました。

定番は、図書館の読み聞かせを聞きに行ったり、児童館の乳幼児スペースです。でもたまにはちょっと違ったものがほしくなるのが人間の性(さが)でしょうか。

 Baby Space


お世話になった助産師さんに教わり、Baby Spaceという舞台を見てきました。

Baby Spaceは、白いテントのような空間の中で2人の踊り手のパフォーマンスを鑑賞し、終演後その空間で過ごすというインスタレーションアートです。
対象年齢は生後3ヵ月から18ヵ月のこども。

こどもは裸足になり、おとなは袋のようなスリッパを履き、テントに入ります。

入ると、小さいクッションが所々においてあり、よちよち歩きの子は運んだり、抱っこしてみたりと遊び始めます。

それぞれがなんとなく自分の場所を見つけたところで、踊り手の登場。

音楽に合わせて踊り始めます。その踊りはまさに無垢。胎児がこの空間にいたらこんなふうに動くのかなと思わされました。

こどもたちは、気ままに動き、踊り手に触ってみたり、他の子にちょっかいを出したり。

踊りが終わり、ちょうど拍手ができるようになったわが子は他の観客とパチパチしておりました。面白かったかな??ハハは面白かったです(笑)

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0歳児向けの舞台


会場で配布されたパンフレットに「現在、世界の児童・青少年演劇界では、最もトレンドなジャンルとして認知されている乳幼児に向けた舞台芸術」とありました。

0歳児から一緒に鑑賞できる舞台は行ったことがありましたが、ダイレクトに乳幼児に向けた舞台があるとは初耳でした。

調べると、アイルランドのベルファストでは3年前に「BabyDay」という乳幼児に向けのいうならば「フェス」があったそうです。内容は、おかあさんのおなかの中をイメージしたインスタレーションや父になることをテーマにした劇。

驚いたのは、「ガムラン演奏体験」。赤ちゃんに「ガムラン」ですよ?

フェスを主催したReplay theatre companyは40年ほど前から児童・青少年向けにパフォーマンスをしており、次の公演は6ヵ月から18ヵ月のこども向けに3人の髭のおじさんによる楽器演奏だそうです。赤ちゃんの泣き声が聞こえそうですね。

 終わりに


育児休暇も残すところあと1ヵ月。

乳幼児は目が離せませんが、この時期はあっという間でもあります。周囲からは「今が一番いい時」と言われることもありますが、出会った先輩ママが言うように「ほとんど記憶がない!」時期でもあります。

上の子のおかげで、下の子の小さな変化に気づけているかなという実感はあります。

下の子に向き合いつつ、上の子も労る時間にしたいです。
(上の子は怒られてばかりなので。)

参考リンク:

  1. Baby Space: リンク
  2. ベルファストのBabyDayの記事:リンク
  3. Replay theatre companyのホームページ:リンク

廣澤 真純 について

入社以来、ERP・BIの導入に従事。 得意なことは、海外のプログラマーをおだてて、不具合をいち早く修正してもらうこと。 いま気になっているのは、エストニア国立博物館とそれを設計した田根さんです。