こんにちは!新入社員のyouです。
IT企業では社員に向けて資格取得の推奨が盛んに行われていますが、やはり社会人になると勉強時間が確保しづらくなるため、学生の内から勉強し取得するのがよいと声が内部から多々聞こえてきます。
私自身社会人になってから資格を取得したのですが、やはり仕事をしながら学習時間を確保するのは、ほんと大変でした。
そこで今回は、IT業界で働くことを目指す学生に向けて、特に初心者の登竜門と呼ばれる情報処理技術者試験の「基本情報技術者試験」に合格に向けた学習方法をインタビューを通じてお伝えできればと思います。
ちなみに、基本情報処理試験ってどういうものなのか?については、こちらの記事が参考になります。(リンク)
中編の今回は、二人目のNさんのインタビューの模様をお伝えします(前編はこちら)
2人目:文系出身 官庁系プロジェクト担当 Nさん
2人目として、学生時代に学習時間があまり取れなかったものの、見事合格したNさんにインタビューを行いました。
you)単刀直入にお聞きますが、合格に向けてどのように学習しましたか?
Nさん)一通り参考書を読んだ後、問題集を8割くらい正解できるようになるまで繰り返し解いていました。学習を始めたのは11月頃で、週に1~2日は1日2時間、それ以外の日は少しずつ学習を進めました。短期集中でした(笑)
基本情報技術者試験は問題がいくつかのジャンルに分かれていますので、ジャンルごとに学習を行い、1週間おきを目安にジャンルを変えて勉強しました。
you)たしかに、基本情報はジャンルが多岐にわたるので、区切りやすいっていうのもありますね。学習時間を作るコツはありましたか?
Nさん)最後の学生期間というのもあり、アルバイトや外出することが多く、あまりまとまった学習時間が取れませんでした。その代わりに家での隙間時間、例えばお風呂が沸くまでの時間などをよく使って勉強していました。
他にも寝る前に学習することが多かったです。寝る前に学習すると、程よくうとうとして熟睡できるので結構オススメです。(笑)
you)私も寝る前にやってよく寝落ちしてました(笑)私は学習のモチベーションって維持するのが難しかったんですが、Nさんはどんな感じで維持しましたか?
Nさん)私は文系の大学出身だったため、IT業界に関する知識が全くありませんでした。そのため、入社後、同期達に追いていかれてしまうのでは…という不安がすごくあって…。
しかし、資格を持っていたら逆に同期達に差をつけられるかもしれないと思い、合格して一歩前をリードしている自分の姿を想像し、モチベーションを維持しました!
you)かっこいい自分をイメージされたんですね!なるほど~。ちなみに、合格してよかったことはありましたか?
Nさん)結構ありますよ!入社後、部門内で合格発表があったのですが、その時に同期や上司など周りの人達から「おめでとう!」「すごいね!」とお祝いの言葉をいただいて、少し恥ずかしかったですが、素直に嬉しかったです。
また、基本情報の資格は初心者の登竜門と呼ばれるくらい必須のスキルとなるのですが、入社後から資格の学習となると、業務との両立がどうしても必要になります。
私もそうだったんですが現場配属後は、初めて行う作業や業務知識を覚えることに精一杯で、その後に学習を行うとなると時間を確保するのが、結構大変で、、、
なので、配属後改めて、あの時合格しておいて良かったと思いました。
あとは、研修や現場で説明を受ける際、情報処理試験で勉強してきた言葉が出てきていたので、説明内容が頭に入りやすかったです。そういった時に、事前の学習がプラスになって良かったと思いました。
you)私も社会人の時間のとれなささは、実感してます。。。さいごに、IT業界で働くことを目指す学生に向けて一言お願いします!
Nさん)初心者の登竜門、というように初心者向けの資格ではありますが、IT関係者なら誰もが知っている有名な資格でもあります。
入社して右も左も分からない状態で失敗が続いたとしても、「私は資格を持っている!」とそれだけで結構自信になったりします。ちなみに、入社してすぐの4月に試験合格すると一番周りから「すごーい!」と言われたりアピールできるので、おススメです。(それ以降は合格しても当たり前という感じで、あまりアピールできる場は無いです…)
入社後のかっこいい自分を想像して頑張りましょう!
(後編に続く)
※最終回の次回は、学生時代に情報系を専攻していたYさんのインタビューをお届けします。