体験から得よう!学生のためのIT技術資格取得ノウハウ(前編)

こんにちは!新入社員のyouです。

IT企業では社員に向けて資格取得の推奨が盛んに行われていますが、やはり社会人になると勉強時間が確保しづらくなるため、学生の内から学習し取得するのがよいと声が内部から多々聞こえてきます。

私自身社会人になってから資格を取得したのですが、やはり仕事をしながら学習時間を確保するのは、ほんと大変でした。

そこで今回は、IT業界で働くことを目指す学生に向けて、特に初心者の登竜門と呼ばれる情報処理技術者試験の「基本情報技術者試験」をベースに合格に向けた学習方法をインタビューを通じてお伝えしていきたいと思います。

インタビューの対象は、見事4月入社後に実施された情報処理試験に合格した3名です。

ちなみに、基本情報処理試験ってどういうものなのか?については、こちらの記事が参考になります。(リンク

1人目:文系出身 保険系プロジェクト担当 Tさん


1人目は、学生時代に学習時間を取りいれて合格されたTさんです。

you)早速ですが。Tさんは、学生時代に資格取得に向けてどんな感じで学習していましたか?

Tさん)ITの知識を持ち合わせてなかったので、参考となるテキストをひたすら読んでノートにまとめていました!
そのあと問題を解いて、間違えた箇所の解説をノートに付け加えるといった流れで学習していました。あとは情報処理試験の過去問題を提供しているWebサイトですね。
一問一答形式のものもあり、隙間時間に学習することができるのでオススメです!(参考サイト:基本情報技術者過去問道場

you)そういうサイトあったんですね。知らなかった。。。私も使えばよかったです。学習にあてる時間はどんな感じで作ってました?

Tさん)とにかく学習の習慣をつけようと思い、生活のリズムに学習時間を組み込むようにしました。内定後は幸い多少時間の余裕もできましたので、朝食後、夕食後に学習する時間を確保していました。

you)朝食後にもされてたんですね~。私は、結構維持するのが難しかったんですが、学習に対する「モチベーション」はどんな感じで保ちました?

Tさん)生活リズムに学習時間を組み込むと聞くと、続けるのが難しいと思ってしまいますよね…。私は、1週間でどこまで知識を身につけるかを目標立てて学習を行いました。そして目標が達成できれば次の週まで学習は一度もしませんでした。

例えば水曜日に知識が身についたなら、次の週の月曜までは自由に過ごすとかですね(笑)。結構、やらなくていいんだと思う時間があると、だいぶ楽でしたよ。逆に、身につかなければ学習時間を増やすこともありましたけど…。(笑)

色々言いましたが、まとめると、ITの知識が少ない状態でIT系の企業に入るのはついていけないだろうなーと思ったことが一番で、そのおかげで知識を深めることに注力しながら学習を続けることができましたということです!

you)ちなみに、資格を取得してよかったことってありましたか?

Tさん)基本情報を持っていると話のネタになるので、上司にアピールすることができました。あとは、コミュニケーションツールとして利用することができますよ!

you)合格後、振り返ってみて何か気付いたこととかありますか?

Tさん)入社して業務に携わるようになってからわかったんですが、学生の頃と比べると、社会人は学生ほど自由な時間が非常に少なくなるんですよね…。
私は内定後すぐに学習生活をスタートしたので、学生と社会人の自由時間のギャップを軽減できたことが良かったと思っています。

you)やっぱり、時間作るのがなかなか難しいですよね。。。最後にIT業界で働くことを目指す学生に向けて一言お願いします!

Tさん)基本情報の試験の対策になってしまいますが、午前問題と午後問題がそれぞれあります。午前については過去問を完璧に解けるようにするとが良いと思います。午後は文系や未経験者の方にはプログラムの問題が難しいと思いますが、問題を解く回数が増えるほど、身についてきますので頑張って下さい。

中編に続く)

※次回は、学生時代に学習時間があまり取れなかったものの、見事合格した文系出身 Nさんのインタビューです。

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