スタイリッシュなBI, Einstein Analytics 第1回

初めまして。maboroshiです。

今までBI関連のプロジェクトに携わってきて、現在はSalesforceのEinstein Analytics(旧Wave Analytics)のプロジェクトに従事しています。
このブログでは、Einstein Analyticsをメインに、Salesforceに関連する投稿をしていこうと思ってます。
Einstein Analyticsの導入部分に関して、全3回で紹介する予定です。第1回では主に概要と簡単な操作を紹介していきたいと思います。

    1. Einstein Analyticsとは?

      Einstein Analytics(以下EA)はSalesforce社が提供している、BIツールです。
      Salesforceデータはもちろんのこと、外部データも利用することができ、各種データをレポーティング、多角的に分析することができます。


      大きな特徴としては、以下の通り。

          1.Salesforceの他のクラウド製品のデータを密に連携できる

      SalesforceのSFAやCRMで利用している各種オブジェクトからデータを持ってくることはもちろん、ロール/ユーザによるアクセス制御も利用できます。
      また、EAのレコードから対象の商談レコードに飛んだり、グラフをchatterで共有したりすることもできるため、密に連携することが可能です。

          2.見た目がとてもリッチ

      ビジュアル面に関しては素晴らしい!
      何か特別な設定をしなくても、グイングイン動くので、見栄えはとてもよいです。

          3.データ探索に特化しており、”インサイト”を容易に得ることができる

      多角的な分析がしやすいため、それによって重要なインサイト情報を発見することができます。

    2. Developer Editionを手に入れる

      エンジニアたる者、実際に触ってみてなんぼ。
      Salesforceでは、試用版としてDeveloper Editionが用意されていますが、EAにも同様にDEがあります。以下の手順をご参考に、作成してみましょう!
      1.こちら  にアクセス。必要情報を入力し、サインアップをクリック
      2.メールが届くので、そのメールに記載の”アカウントを確認”リンクをクリック
      3.任意のパスワードを入力し、パスワードを変更。

    3. 初めの一歩

      さて、では実際に触ってみましょう。
      ホーム画面左上の格子状のアイコンbtn から、アプリケーションランチャーを開き、”Analytics Studio”を選択
      すると、別タブでAnalyticsの画面が開きます。
      Screen_1
      Einstein Analyticsでは、以下の要素を組み合わせて、アプリケーションを作成していきます

      ・データセット

      データソースとなるものです。データフローエディタなどを利用して作成します。

      ・レンズ

      データセットを利用して作成する、表・グラフなどのデータの組み合わせです。

      ・ダッシュボード

      レンズやコンポーネントを組み合わせて作成するビューです。

      ・アプリケーション

      データセット、レンズ、ダッシュボードをひとまとめにするフォルダのようなものです。

    4. アプリケーションの実行

      DEにはデフォルトで何個かアプリケーションが用意されているので、実際に触ってみましょう。
      “My DTC Sales”アプリケーションをクリックし、右上にある”アプリケーション”を実行するをクリックします。するとアプリケーション内のダッシュボードが実行されます。後は以下をみてみて実際にいろいろと触ってみてください。
      Screen_2
      ご覧の通り、グイングイン動きます。
      それだけではなく、ビジュアルが洗練されているので直観的に操作ができ探索がスムーズにいきます。

    5. まとめ

      いかがだったでしょうか?
      今回は概要紹介と操作説明に関して記載しました。次回からはデータセットの作成など、一からアプリケーションを作る過程を紹介していきたいと思います。

maboroshi について

BI関連を中心にやっています #Salesforce #BusinessObjects #EinsteinAnalytics