育児休暇ちゅう!第5回 自主上映会を企画してみるの巻

こんにちは、廣澤です。
突然ですが、皆さん、最近映画を見ましたか?
私は自分自身で主催した自主上映会でムーミンのパペットアニメーションを子どもたちと見ました。(正確に言うと、下の子はベビーカーでぐっすり寝ておりました。)

今回は地域のボランティア活動についてです。

現在の住まいに引っ越して間もない頃、近所に団地の建物をリノベーションしたコミュニティスペースがオープンしました。
その場所を運営している一般社団法人まちにわひばりが丘(以下、まちにわ)が一緒に活動するボランティアを育成するために「まちにわ師養成講座」を開催しており、家族で参加して、「まちにわ師」になり、2年になります。

ボランティアというと余裕のある人の趣味、老後の楽しみと思っている方もいられると思いますが、仲間は私と同じ30代から60代で参加する動機も様々です。

実際の活動は3種類。
つなぎびと: 活動拠点であるひばりテラス118で利用者の案内、設備の管理をする
つたえびと: 季刊誌の発行などを通して、街の暮らしを楽しくなるつたえる
つくりびと: 街での交流や学びのある企画・イベントをつくる

具体的には、毎月乳幼児の子どもを持つ家族向けに絵本の読み聞かせと工作の企画実施をしたり、季刊誌に関しては地域で活躍する方々にインタビューしに行ったりしています。
まちにわのサポートがあるものの、知識・スキルや経験を活かして企画立案から携わる作業が多く、ボランティアの中でもプロボノ活動と言えます。

私はつくりびと。なぜなら、私がまちにわ師になったのは、
徒歩圏内で託児付きや子連れで映画を見たい
という思いからです。

上映会を主催しようと思うに至ったきっかけは、

0. 映画(映画館)が好き。
長くなるので理由などは割愛します。

1. 上の子の育児休暇中にドキュメンタリー映画を見て社会課題を話し合いましょうという会に参加したこと。
シネコンではママズシアターという回を準備している映画館もありますが、赤ちゃんが寝なかったら映画鑑賞どころでないのが実際のところ。しかし、参加した会は託児付き。しかも担当はasobi基地という企画。その前からasobi基地に興味があったので、映画も見れて、子は基地を体験できて、大満足だったことを昨日のように覚えています(満足だったのは親だけかもしれない)。

2. そのドキュメンタリーの配給会社のトップの話を聞いたこと。
1で作品を配給している会社を調べると、映画を買い付けては劇場だけではなく、市民上映会の開催を応援しているとのこと。会社員の私でもどうやら上映会を主催できることが分かりました。その後、近所で代表取締役がトークショーに出るというので家族で出掛けたところ、「映像を介して世界の課題解決をしていきたい」の語りに、夫と「上映会やろう!」と盛り上がったのでした。

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平坦でない上映会へのみちのり


しかし、実際に上映会をやるとなると、「集客はどうする?」、「映画の前後でどんなワークショプをする?」、「託児は?」、「そもそも何を見せたい?」等々課題が山積み。日々の生活を言い訳にしていたら、最初の上映会が実現したのはボランティア登録の半年後、1年前のコミュニティスペースの創立記念イベントでした。

イベント準備の際に「野外上映会しましょう。スクリーン買ったので。」と事務局代表に言われ、シネフィルの名に賭けて必死に外で見るのにふさわしい映画を考えましたが、なかなか思いつきません。
そんな時に同じまちにわ師の方から市内にアニメ制作会社があることを教えてもらい、妊娠8ヵ月のおなかを抱えて訪問。だるまちゃんの名前で親子に親しまれているかこさとし原作アニメーションを無償で、しかもフィルム上映することになったのでした。
当日は寒かったのですが、30人ほどの参加者が集まり、フィルムがカタカタ言う中、だるまちゃんの短編2作品を楽しみました。個人的には、首が座っていない赤ちゃん連れの親子が参加してくれたことがとても嬉しかったです。

そして、今回は近隣にある科学館のスタッフの方が企画を持込んでくれ、「『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』と彗星のお話会」」が実現しました。

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いかに周りを巻き込むかが継続の鍵


今回改めて、自分ひとりだけではできないけど、一緒に企画実施してくれる仲間がいればできることを再認識しました。小さな上映会でも、作品選定、宣伝フライヤー作り、当日の設営、予約の管理などひとりではできません。
今後も、事務局、まちにわ師の仲間、ご近所さんと一緒に、上映会を企画実施していこうと思います。

読者の皆さん、まずは近所で上映会が開催されていないかチェックしてみてください。
ここのところ、都内ではねぶくろシネマという野外上映会が話題です。面白い出会いがありますように。

asobi基地: https://asobikichi.jp/
ねぶくろシネマ: http://www.nebukurocinema.com/

廣澤 真純 について

入社以来、ERP・BIの導入に従事。 得意なことは、海外のプログラマーをおだてて、不具合をいち早く修正してもらうこと。 いま気になっているのは、エストニア国立博物館とそれを設計した田根さんです。