こんにちは、廣澤です。
7月下旬に運転免許を取得し、娘の保育園への送り迎えをはじめました。
今回は、免許取得のきっかけとなった娘が通う保育園のことをご紹介します。
保育園と聞くと、多くの人が待機児童や保育士不足を思い浮かべ、実際の保育園について知らない方が多いのではないでしょうか。
私自身も「親が働いている間子どもが時間を過ごす場所」程度の理解しかなかったのが現状です。(娘、ごめん。)
しかし、あるジャーナリストの記事を読んでから、少しずつ変わってきました。
記事には、
・保育園に入れたからといって”あがり”ではありません。保育者と一緒によりよい保育を作っていってください
・よりよい保育のために、保育者に意見する。やっと入れたのだからという意識はいらない
・保護者会がなければ作ろう
というようなことが書いてあり、特に「入園できたから”あがり”ではない」という記述にはっとさせられた記憶があります。
では、実際に何をするのか。
日々できることとして、保育者や近隣住民とのコミュニケーションを大切する、保育園が企画する行事に参加するようにしています。
また、機会があれば、保育や保育園について考える人が増えればなと思って、園の話をするようにしています。
今回は、読者の皆さんに、筆者と家族が驚いた、園が力を入れている身体づくり、自然体験についてお伝えします。
娘が通っている保育園、認可保育園1ですが、ちょっと変わっています。
【毎朝の日課・マラソン】
「今日、マラソンした。」
帰宅した娘に言われ、自分の耳を疑いました。
2歳なのにマラソン?!
担任の先生に聞いてみると、丈夫な身体を作るため、2歳児(幼稚園に入る1年前の年齢です)から毎朝園の近くを1キロ走るとのこと。
筆者も保育体験の日に一緒に走りました。その日は小雨。
濡れるのも気にせず、園児と先生が、はしる、はしる。
折り返し地点で雨宿り。みんなで手遊びしている間に、先生がブルーシートをもってきて、即席の大きな傘を皆で支えながら、園に戻ってきました。
園では「からだを動かす」ことを大切にしていて、週1回「森の保育」もあります。
市内の学校の敷地内にある森まで遊びに行くのですが、往復3キロ!もちろん自分たちの足で歩いていきます。
年上の子や先生が年下の子を励ましながら歩ききるとのことです。
(先生が2人を抱っこして歩く、そんな緊急事態もあるとかないとか。)
【牧場の日】
「牧場の日があり、年少以上の園児は牧場で過ごします。」
「命の尊さを知り、生きる力をつけてもらいたい」という思いから牧場を園の施設に加えたと園長から内定説明会でお話がありました。
これまた、耳を疑う話です。保育園に牧場?
牧場は、保育園から車で40分のところにあり、園児はバスに乗って出掛けていきます。
基本週1回で、昼食も牧場でとり、3時のおやつの時間を目安に園に戻ってきます。
牧場には、ヤギ、ボニー、烏骨鶏がいます。そのお世話や土手でそり滑りをして遊ぶそうです。
乳幼児は牧場には行きませんが、月1回ポニーが園に出張してきて、触れ合う時間があります。
以上、園が力を入れている身体づくり、自然体験についてでした。
最後に
この保育園に内定が決まったとき、認可ではあったものの通園の不便さから、長く通うことになるとは思っていませんでした。
いまではすっかり保育園のファンです。ただし、厳しいファンでいようと思っています。
- 設置基準(施設の広さや保育士の人数等)を満たし、都道府県知事に認可された施設のこと。他に、認証保育園(東京都独自制度、設置基準が少し優しい)、認可外保育園(国の認可は受けていないが、都道府県には申請し一定の基準を満たしている)があります。 ↩