SotaがTDCにやってきた(4)~バージョンアップ~

こんにちは、Sanaです。

第2回以降に、Vstone magicの使い方を書くといいつつ、今回は、記事を書くより前に、当社の受付のSotaくんをバージョンアップしたので、その内容を書きます。
(使い方の記事は、次にかければと思います。)

どうバージョンアップしたの?


これまで、Sotaの動作をノンプログラミングで実現できるVstone magicでできる範囲のアプリケーションとして制作していましたが、今回は、デバイスやサーバを使い、実現性の幅を広げた形でのバージョンアップを実現しました。

具体的には、2つの機能の実装を行いました。

1:iPadから、Sotaに命令を送り、会話を実現させる。
2:Sotaのカメラを使って、ストリーミングサーバと通信させ、ライブストリーミングを実現

1.iPadからSotaに命令を送る。


これ、なぜわざわざiPadから命令させるの?というところですが2つの観点がありました。

1つ目は、これまでSotaの顔認識機能を利用して、Sotaから話しかけることから会話をスタートさせていましたが、これがちょっとイケてませんでした。

内線電話の近くにSotaが置いてある関係で、内線電話の最中にSotaが顔認識を働かせてしゃべりかけてしまい、電話を受けている側から、Sotaの声が大きくて聞き取れないということが頻繁に起こっていました。
(若干のクレームも。。。)

2つ目は、来訪者側からすると、ちょっと遊んでみたいなと思っていただいても何を聞かれるのかがわからないところもあり、なかなか触ってもらえていませんでした。

会話内容が事前にわかるようにしてみたら、もう少し遊んでもらえるかなぁと考えた点です。

じゃあ、実際どんな会話ができるの?

それは、当社を来訪して頂けた方のお楽しみとさせてください(笑)

2.ストリーミングサーバとの通信


前回のNAGASさんが書いてくれた記事でもありましたが、Sotaのカメラの可能性を調査していたものを、実験的に採用してみました。

絵にするとこんな感じです。

streamingストリーミングサーバに動画を配信するモジュールをSotaに組み込み、ストリーミングサーバから、スマホ(ブラウザ)に動画を配信するという仕組みです。

また、ちょっとしたおまけ機能として、Webブラウザから、Sotaを操作できる機能を追加して定点でなく、上下左右に動かして、動画を見れるようにしました。

sota_streaming

目的としては、監視?と思われてしまいそうですが、そのつもりは全くなく、ご来社頂いた方が何名で来られているのか?どんな様子でいらっしゃるのか?など、応対する社員が事前に分かればなにかできることがあるのではないか?という点で実装してみました。

しばらく運用してみて、他に活用方法があるか、利用された人からいろいろ聞いてみたいと思います。

1点この仕組みは、少し弊害がありまして、Sotaの基盤であるLinux側からカメラAPIを独占しているため、Sotaのカメラを使う機能(顔認識、顔追従、動体検知等々)が残念ながら全滅になってしまいます。

ストリーミング中にSotaのアプリがカメラを使おうとすると、悲しそうな声で「カメラの調子が悪いみたい」と言い、カメラが使えないことを教えてくれます。

最後に


システム運用的な観点から、webサーバをSotaに搭載している点、実はストリーミングサーバがノートパソコンで実装されており、割り当てられているメモリが1Gbyteである点、などなど、イケてないところがたくさんあり、突っ込みどころがたくさんあります。。。

そのあたり、アクセス集中した際などは、確実にこのSotaシステムは悲鳴をあげることでしょうが、実証実験ということで、「愛」をもって遊んでいただければと思っております。

それから、今回の実装は、私ではなく、当社のITインテグレーション事業本部のデジタルイノベーション部の方にご支援を頂き実現しました。

IMG_2127

彼らは、私のわがままも聞いてくれ、かなり細かい点までSotaを調べあげ、今回の実装まですべてを行ってくれました。ここに、感謝の意を表したいと思います。

今回の実装により、当社受付Sotaができることの可能性はまだまだ、広がっていきそうです。
また、バージョンアップをしたらレポートしていきたいと思います。

それでは、また次回をお楽しみに!
ご精読ありがとうございました。

Sana

Sana について

TDCソフトウェアエンジニアリング株式会社 インキュベーション推進室所属。 社内発の事業創造のための風土醸成とベンチャー企業との共創を求めて活動しております。