こんにちは、Sanaです。
オウンドメディアサイトで重要なアイコンとなるロゴについての選定方法について書いてみたいと思います。
これまでは社内に専門的なデザインを行う部署はないため、デザインが必要な場合は、お付き合いのある会社さんなどにお願いしておりました。
ただ、今回は、オウンドメディア同様新しいことにチャレンジ!ということで、クラウドソーシングで大手である「Lancers」(ランサーズ)を活用してロゴを発注することにしました。
Lancers
「ランサーズは、実績とスキルのあるプロフェッショナルと企業をマッチングする仕事依頼サイトです。」(公式サイトより引用)
当社は、ほぼ関東圏内(関西もありますよ)での仕事が多く、デザインをお願いさせていただく企業様も漏れなく関東圏内の企業にお願いすることがほとんどです。
そんな中で、日本全国(世界の方も)の方と、当社をつなげてくれるサイトということになります。
私個人としては、Lancersは結構前から認識はしていましたが、利用する機会に恵まれず、なかなかつながりが持てませんでしたので今回は、めったにないチャンスということで、実は、楽しみながら利用させていただきました。
まずは、ユーザ登録
これはどんなサイトでもあるような内容を入れることになります。
今回は法人での利用になるので、法人。住所とかをしっかり入れる必要があります。
(これは、信用を確認する方法がいくつかあるので、その中で重要な項目となります)
ちなみに会社が存在しているよという確認のため、全部事項証明書をLancersに送付すると、会社名、住所などが編集不可となりました。(確認したのに変更できると変ですもんね)
依頼登録
結構いろんな仕事を依頼することができるようです。
今回はロゴです。
デザイン以外にも、翻訳や、動画作成などたくさん依頼することができるようです。
依頼の仕方として、コンペ方式とプロジェクト方式を選べます。
コンペ方式は、たくさんの方に作成したものを応募してもらい、気に入ったものを選ぶという形で、プロジェクト方式は、まずは提案をもらって、気に入った方に制作を頂くという形になります。
今回は、複数の案をたくさんもらいたいので、コンペ方式を採用。
ロゴの依頼
ロゴを依頼するにあたり、こんな感じ(色やデザインイメージ)というニュアンスを伝えられるような工夫が凝らしてあります。
依頼する側としては、正直なところ、かなり助かりました。
依頼するにあたって、相手のレベル感や仕事感覚を意識した依頼の仕方をしないとちゃんと伝わらないことが多いのですが、そのあたり、背景の知らない方へ依頼する工夫がされているように感じました。
内容は、「テーマ」に沿った形に加え、イメージとして、「自然に人が集まる森の広場」のようなイメージということを伝えるのみとし、色は選択できるのですが、あえてLancerさんにお任せすることにしました。
先に支払い
ロゴのコンペ方式は、成功報酬でなく、一度Lancersに支払う形になっています。あとで依頼を途中で止めたりされた場合のことを考えてのことだそうです。
コンペ当選後、Lancersからコンペ参加者に支払いが行われる形になります。
仕組みとして面白いなぁと思ったのは、当選者以外にも、上位の方への参加報酬を送れることです。
これがあると、Lancerさん達も作業した結果ゼロにならない可能性が少しでもあることになり、報われますよね。
また、デザインものですので、金額感、相場感が難しいのですが、おおよその相場が掲載されていますので、依頼側としては安心感を得られました。
(デザインの費用は、いろんな考え方があるかと思いますのでそれはここでは触れません)
提案期間(2週間にしました)
登録後、びっくりしたのが、2時間後ぐらいにすぐ1つ提案がきたことです。
普段の仕事のスピード感と全然違うのと、個人的な感覚ではありますが、クオリティが高いものでした。
最終的に、2週間で46提案も頂きました。
(応募いただいた方、本当にありがとうございました!!)
Lancersの説明にもありましたが、コンペ方式のお約束というか、締切ギリギリで提案を出される方が多く、締め切り前日に大量の提案をいただきました。
もう一度書きます。2週間で46提案です。。。。
選定期間
嬉しいことに、46提案もいただき、結果として、非常に悩むことになりました。
(頂いたデザインをこのサイトに載せたいのですが、選定させていただいたデザイン以外の権利は、提案者の権利となります。)
社内で時間をかけて、ほんと当選選定期限ぎりぎりまで検討しました。
ほんと決めるのが難しかったです。
選定結果
シンプルでかつテーマに沿った形ということが大きなポイントで、現在のロゴに決定させていただきました!
当選者の方と、上位数名の方へ参加報酬を選定させていただきました。
まとめ
短期間でロゴ制作を行うのであれば、クラウドソーシングは持ってこいですね。
他にも活用できる機会があれば、積極的に活用していきたいなと思います。
私個人としては、これまでの仕事を通じて積んできたデザイン感覚とは違う提案をたくさんいただき、気づきをたくさん得られたというのが一番の収穫です。
sana