こんにちは。
2017年卒の内定者教育を担当しているp!!nkです。
最近の新入社員の特徴として、「受け身で指示待ち」「主体性がない」といった話しをよく耳にします。
本来は「最近の新入社員は、・・・」だなんて、あまり先入観を持ちたくないところ。
内定が決まり、これからIT業界で働くこととなる内定者の皆さんも 「入社してついていけるのだろうか」と入社前に不安を感じる方もいるのかなぁと思います。
そういったこともあるかもしれないので、不安を吹き飛ばし、自信を持って新入社員研修のスタートラインに立ってもらえるよう、内定期間にサポートを行っています!
今回はTDC新入社員の特徴をふまえた上で2017年卒の内定者教育について書きたいと思います。
今年の新入社員は、○○型
「新入社員の○○型」を聞いたことがある方も多いと思います。
今年も公益財団法人 日本生産性本部による「新入社員の特徴」が発表されましたが、 2016年の新入社員のタイプは「ドローン型」だそうです。
ドローンって。。。
過去に首相官邸の屋上で見つかった、あのドローンです。
ドローン型とは、強い風(就職活動日程や経済状況などのめまぐるしい変化)にあおられたが、なんとか自律飛行を保ち、目標地点に着地(希望の内定を確保)できた者が多かった。
さらなる技術革新(スキルアップ)によって、様々な場面での貢献が期待できる。
内外ともに社会の転換期にあるため、世界を広く俯瞰できるようになってほしい。
なお夜間飛行(深夜残業)や目視外飛行は規制されており、ルールを守った運用や使用者の技量(ワークライフバランスへの配慮や適性の見極め)も必要とのこと。
(日本生産性本部HPより抜粋)
では実際TDCに入社した直近3年の新入社員の特徴がどうかというと、全体として「責任感」や「規律性」が高く、「発信力」「課題発見力」がやや低めという評価結果となりました。
(もちろん人によるのですが、)
新入社員研修を通した心象は、総じて何事も卒なくこなす社員が多いということ。
そんな中で感じたことを今回の内定者教育へとつないでいきたい、という思いが私の中で芽生えました。
次は、その結果として進化した今回の教育内容に話しを進めていきたいと思います。
2017年の教育内容
大きく分け、下記3点としました。
1.ビジネスマナー(書籍での学習)
2.情報処理技術者試験 学習(書籍もしくはeラーニングでの学習)
3.Java学習(書籍での学習)&課題提出
過去実績のある内容を踏襲しつつ、直近の評価結果がやや低かった「発信力」「課題発見力」に着目をしました。
そこで今年は「やる気×チャレンジ意欲」をテーマに内容変更をしてみました。
Javaについては入社以降も新入社員研修で実施するため、ここではJava学習にフォーカスしたいと思います。
まず、大きな流れとしては、内定者へJavaの参考書を配布し、入社までの期間に参考書の約1/3を学習してもらう。
その後、Java課題を提出してもらう流れです。
Java課題については、私の実施したい内容と配属時に現場で必要なレベルの摺合せが必要と感じ、 社内のJavaスペシャリストS原さんと打ち合わせをすることにしました。
業務が多忙にも関わらず、S原さんからは現場でのOJT内容・求められているもの、 S原さんの考える教育方法を話して頂けました。
余談ですが、この打合せがきっかけで、内定者教育だけでなく、新入社員研修に向けての閃きもあり
現場との打ち合わせは非常に良い機会だと、改めて感じました。
その後、打合せ内容を元に、課題を初級・中級・上級の3つのレベル分け。
各レベル2題ずつの計6題の課題を作成しました。
初級は約1/3の参考書学習で解答できるようにし、中級は参考書すべてを学習すると解答できる内容、さらに上級はアルゴリズムの考え方を入れた内容としました。
あとはテーマである「やる気×チャレンジ意欲」を問う!
前提として、今回の課題は全問解答をさせるわけではなく、最低2問に解答すればOKという条件にしました。
つまり、上級2問に解答しても全問チャレンジしても良いということ。
あとは自分たちで考え、チャレンジして欲しいという思いがあります。
今回の内定者のチャレンジ意欲については、課題が集まり次第、報告させて頂きたいと思います。
ということで、第2弾は「新入社員研修(TDCと他社との違い)」についてお届けしたいと思います。